「顔赤いんだけど…」 「―別に、そんなことないもん!!」 急に強い口調になった桃。 顔はもっと真っ赤に染まっていく。 そんな桃に対して、 俺の心臓は忙しく動き始める。 ―――ドクン…ドクン…… 二人きりの部屋に、 俺の心臓の鼓動は聞こえているのだろうか。 「なあ、桃…」 「なっ、何よおっ……!!」 俺は桃を思わず抱きしめた。 .