俺の大声にびびったのか、 佐倉は「分かりました」と言うと 足早にその場を去って行った。 「ちょっとひびらせちまったか」 しょうがねぇよな。 俺、口悪いし。 「よし、行くか」 俺は厨房に向かって歩きだした。 腕まくりをしながら、手にこぶしを作る。 いくら社長だからって、 こんな環境に馴染んでいたって、 俺に出来ないことは何もないんだよ…!! 「俺の料理、楽しみにしてろよ………?」 俺はニヤっと含み笑いをした。 .