「申し遅れました。 私、菅谷社長の秘書の、佐倉と申します。 よろしくお願いします、桃さん」 ひひひ…… 秘書っ……!? 「よっ…よろしくお願いします」 あたしは戸惑いながらも頭を下げた。 隣では、あたしの挙動不審ぶりに大笑いしてる遼平さん。 なんなのよ、もうっ……!! 「じゃ、佐倉。 俺らは部屋で勉強するから。 用があったら呼んでくれ」 「かしこまりました」 あたしは佐倉さんに一礼すると、 遼平さんの後を追いかけた。 .