俺に幸せを届けてくれたのは、

桃の友達の結城ってヤツ。











『菅谷社長、クリスマスイブ空いてますか…?』







こんな、突然の言葉。


最初は、ナンパとかそういうのかと思ってた。






だけど―――






『桃が勉強ヤバイらしくて。

菅谷社長、桃に勉強教えてやってくれませんか…?』







結城は、俺に最高のプレゼントをしてくれた。


もちろん、即座にOK。






こんなチャンス、滅多にないしな。









また、桃に会える。



そう考えただけで、時間が早まってほしい、




そう思うようになった。







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