「というかさ、桃… 遼平さんとはどうなの……?」 「………それがね。 文化祭から、一回も会ってない」 はあっ………!? こんなひびきの叫び声が教室中に響いた。 「なんで!? だって結構時間経ってるよね?」 「……遼平さん、仕事忙しそうだし、あたしから連絡する勇気ないし……」 そういえば。 この間、お兄ちゃんと会ったときに遼平さんのケー番をこそっと聞いておいたんだ。 だけど…… 恥ずかしくて、電話がかけられないのです……。 .