飛び出したあたしの前には…… 「いた………」 探していた、あの人がいた。 あたしはゆっくりと近付く。 「野坂君………」 「………佐々木さん……」 そう。 あたしが捜し求めていたのは、 まぎれもなく、野坂君。 あたしは野坂君の元に一歩一歩近付く。 そして、一番聞きたいことを切り出した。 「なんで、あたしに キスなんかしたの―――??」 .