野坂君――――?? さっき、確かに、 『ごめんね』 って聞こえたんだけど………。 あたし、何かしたっけ……。 「準備は大丈夫ですかー?? 大丈夫なようなら始めます!!」 元気な文化祭の舞台担当者の声で、あたしは現実に戻る。 いよいよ、か………。 あたしは小さく拳を作る。 きっと、大丈夫だよね……? あたしが前を向いたその時、 「それでは、三年一組で【白雪姫】です!!」 大きな歓声と共に、 幕が上がっていった。 .