嘘だと思いたい。 だけど、 遼平さんは、あたしを真っ直ぐな瞳で見つめてる。 あたしも、その瞳から目を逸らすことが出来ない。 そこはまるで、 二人だけの空間。 「さ………… ……き………………ん…… 佐々木さん…………!?」 「うわあっ……!!」 野坂君があたしの視界に入ってきたため、二人だけの空間は、あっけなく消滅した。 現実に引き戻されて、 改めて遼平さんのほうを見る。 .