なんか、申し訳ないなあ。 うーん、と考えこむ。 ………そうだ!! あたしも野坂君に何かおごればいいんだよ!! 「ねぇ、野坂君、何が食べたい――――??」 そう聞こうと思って、野坂君がいる方向を向いた、その時――― ……………。 あたしはびっくりして、声が出なくなった。 いるはずのない人が、 あたしの視界に入っている。 幻覚だよね―――? そう思って、目をこするけど。 消えない、 消えない。 「遼平さん――――――」 何故かいるはずのない、 遼平さんがいた。 .