さっきの表情はなんだったの…?
そう思う程に、
野坂君はニッコリとしていた。
「野坂君…………」
「ごめん、俺、部活行くわ。
じゃ、明日頑張ろうな!!」
「えっ………?」
あたしが叫んだと同時に、
野坂君は教室を出ていってしまった。
あたし、なにかした…??
机に伏せて、頭を抱え込む。
もし何かしてたなら…
明日謝らないとっ!!
こう悩んでいたことが、
明日、波乱を巻き起こすなんて、
今のあたしには、分かるはずがなかったんだ―――――
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