それからあたしは、 野坂君に言われた通りに、 ストーリーの流れを確認する感じで台本を読んだ。 それから、野坂君に協力してもらって、あたしの登場するシーンをなんとなくだけど通した。 「………すごい、出来ちゃった」 「だろ?? 佐々木はやれば出来るんだよ」 おっちょこちょいやドジはなしとして、 セリフや行動は、人に見せられる程度にはなっていた。 「野坂君、すごい……」 なんでも出来る人って、 やっぱりすごいと思った。 .