「ストーリーを覚えとくとさ…、 話の展開が分かるだろ?? そしたら、 セリフや行動がうる覚えだとしても、なんとなく次にしなければいけないことが分かるだろ。 だから、セリフは内容が合ってればいいんだ」 「そんなのでいいの…??」 「別に変なこと言わなければ大丈夫だから」 そう答えながら、 ニッコリと笑う野坂君。 確かに……。 野坂君の言ってることなら、あたしだって出来るかも。 「ありがとう、野坂君!!」 「どういたしまして」 なんとなく、自信が出てきたような気がした。 .