「あたしがバカなせいで…」 「もう、桃ったら… ちょっと待ってて。 ジュース買ってくるから」 そう言い放つと、 ひびきは教室から出て行った。 ほんと、自分自身に腹が立つ。 やりたいのに出来ない、 そんなちっぽけな人間のあたし。 「うぅ…泣きそうだよっ……」 「大丈夫だって、佐々木さん」 突然、あたしの頭の上から 聞き慣れない声が聞こえてきた。 そっと振り返る。 「野坂君っっ…………!!」 .