しょうがねーな…。 俺はしぶしぶケータイの画面を見た。 「…………………」 一瞬、俺の中で時が止まった。 身体中が一瞬にして熱くなる。 血液の流れが速くなる。 「………ま、マジかよ……」 俺は、震える手で鳴り続けるケータイを支えながら、ディスプレイをずっと見ていた。 ―――【着信:佐々木 桃】 .