「あたし白雪姫やりたいなあ…」 「でもあたし、小道具やりたいから別にいいや」 そんな様々な女子の声が聞こえる中、 白雪姫の選考が始まった。 「どうしようか……」 そう小さな声で呟きながら、 中村は黒板に色々なことを書き込んでいた。 もう中村、しっかりしてよ――… あたしは黒板を見つめたまま、 そんなことを思っていた。 というか、 白雪姫になった人最悪だな。 野坂君のファンなら嬉しいんだろうけどな……。 あんな役、恥ずかしくて出来ないし……。 .