和哉と私は、同じ大学のサークル仲間だった
和哉は私の一つ年下
付き合って、もうすぐ2年になるところだった
両方の親公認の仲で、和哉が卒業して、1年たったら結婚をする約束までしていた
でも・・・
私の病気がわかって、和哉は少しずつ変わっていった
そのことを言ってしまうと、和哉が離れていきそうで、怖くて何も触れずにいた
一生懸命だった・・・
和哉を繋ぎとめることに
和哉の前ではいつも笑顔でいた
ただ、そばにいて欲しかった
それ以外は何も望んでなかったんだよ・・・
和哉が私にくれた、最初で最後の手紙
あれには、もっともっと重い意味があること
私はわかっていた・・・
和哉は私の一つ年下
付き合って、もうすぐ2年になるところだった
両方の親公認の仲で、和哉が卒業して、1年たったら結婚をする約束までしていた
でも・・・
私の病気がわかって、和哉は少しずつ変わっていった
そのことを言ってしまうと、和哉が離れていきそうで、怖くて何も触れずにいた
一生懸命だった・・・
和哉を繋ぎとめることに
和哉の前ではいつも笑顔でいた
ただ、そばにいて欲しかった
それ以外は何も望んでなかったんだよ・・・
和哉が私にくれた、最初で最後の手紙
あれには、もっともっと重い意味があること
私はわかっていた・・・

![トキヲコエテ [短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre1.png)
