トゥルー ラブ

和哉の話しによると・・・


リカは私が入院してすぐ、やけに和哉の周りをうろつくようになった


私のお見舞いに行ったと言っては、でたらめな本音を和哉に吹き込んでいた


私は病人


リカから聞いた話しを本音なのかも、病人の私には確認できず・・・


しまいには、リカの言葉を信じてしまったらしい


私と別れた後、リカはずっと和哉に付き添い、なぐさめてくれたという


そして、告白をされた


でも、さすがにそんな気分にはなれず、断ったという


私と別れたこと


リカの想いを断ったこと


和哉はサークルには顔を出しづらくなり、ずっと顔を出さずにいた


その後、私が久しぶりにサークル復帰した日の前日に、和哉は正式にサークルを辞めてしまった


そして・・・


話しは私の出来事へとつながるわけだ・・・