トゥルー ラブ

「マジ、ありえなくない？許せない！愛歌が何したっていうのよ！」


「私、何かしてしまったのかなぁ・・・？」


「思い当たることは？」


「ないよ・・・。」


「あの2人、ウワサ好きでどこにでも首突っ込んでくるようなウザイ奴らだなって思ってたけど、まさかウワサ流す凶元だったとはね・・・。愛歌？あの2人の連絡先わかる？」


「番号かわってなかったら、前のケイタイに登録したままだけど・・・。電話する気？」


「うん。だってムカつくじゃん！愛歌がどんだけ苦しんだと思ってんの？って感じだし！愛歌が言えないなら、私が文句言ってやるよ！！」


「私は、何でこんなことしたのか理由を聞きたい。」


「そうだよね・・・。和哉くんはこのこと知ってるのかな？もしかしたら、あの2人和哉くんにもでたらめなこと言ってるかもよ。」


「それ、千夏も言ってた。」


「愛歌。和哉くんと話ししてみたら？」


「それも、千夏言ってた・・・。」


「そっか・・・。やっぱこのままだと、スッキリしないし、理不尽だよ。この話し聞いたらみんなそう思うはず。」


「そうかな・・・。」