トゥルー ラブ

お金を受け取り、自分の財布へとしまいこむ


「帰ろっか!」


笑顔を大山に向け、部屋を出た


ホテルを後にし、私の家へと車を走らせる


運転する大山の横顔を見ると、虚しさのようなものが漂っている


(何を思っているのだろうか?)


そこには触れず、私は外に目をやり、流れる景色を眺めていた


そして、またあのショーウィンドが目に入る


またしても心奪われ、見とれてしまった・・・


あまりにも輝いていて、眩しくて・・・