トゥルー ラブ

おかげさまで和哉を想い、涙する回数も前よりかは減ってきている


でも、和哉はまだ私の心の中に居座り続けている


『愛歌。ごめんな。』


大山のさっきの言葉を思いだした


突然和哉の顔が思い浮かび、大山の言葉とリンクする


無性ににイラだち、私の上で腰をふる大山の背中に爪を立てた


その瞬間、大山は絶頂をむかえ、私の胸の上へとうなだれる


(何やってんだ、私・・・)


言いようのない虚しさが襲う