「うわぁ・・・」 思わず声を出してしまう。 速水君はどこにいても分かる。 キラキラ輝いているからですかね? 今も、こめかみなどからキラキラした汗が流れ落ち、太陽がその雫を照らしていた。 ―――カチャ フェンスの穴に指を入れて速水君を見つめる。