ガラッ
誰かが教室に入ってきた。
「あっ!
竜っ!」
竜(リュウ)と呼ばれた、男の子は髪も目も綺麗な赤・・・いや、紅と言った方が合っているような色。
すごく眠たそうにしている。
「恭介、ウルサイ。」
竜と呼ばれた、男の子はズバッと恭介に言った。
うん。
その気持ちよーくわかるよっ!!
すると、竜と呼ばれた男の子はこっちに向って歩いてきた。
「誰?」
直球だな、おい!
誰って言われちゃったよ。
「こいつは、空って言うんだぜ!!
新入りだっ!!」
恭介があたしの頭に手を乗せながら言った。
あたしに答えさせろやボケー!!
「・・・。
女装でもしてんの?」
少し考えた仕草をしたあと、竜と呼ばれた男の子が言ったのはとてつもなくあたしの心を剣で突き刺すような言葉だった。
(剣ってとこが大事なんだよっ!!?
棒とかじゃなくて剣だからっ!!)
