「夕菜ぁ~居たぁー!」

あたしは走り回って15分くらいたってやっと夕菜を見つけた。

「あっ空ちゃん!!」
夕菜が嬉しそうにあたしのもとに走ってきた。

「夕菜!」
あたしは満面の笑みで夕菜に返事した。

「空ちゃんびっくりしたよ!?
 Dクラスの人を圧倒してたんだから!」

やばぁ~い

「いや~あれは・・・
 なんかたまたま?みたいな?」
苦笑いして誤魔化すと・・・

「ふ~ん・・・」

ちょっと納得のいかない様子な夕菜・・・

「あっそれより早く開会式戻ろう!!」