青空学園


「女だからって手加減しねぇーぞ!!」

うわぁ~おマンガのような怒りマークが顔に出てまーす!

やべっまたあたし鼻で笑ってたかもやばいやばい

ふぅ~そうそうやらなきゃね!

めんどいまぁトーナメントの準備運動と行きますか!!

「おいっお前らいっせいに行くぞ!」
チャラ男AがB、Cに指示を出した。

(むっちゃ聞こえてますよ~
 作戦?なのかな?意味ねぇぇ)

「ねぇ?
 Cクラスって言ったよね?気、使えるの?全然感じないけど?」
あたしが不思議そうに聞くと・・・

「はっ?
 気なんてSクラス程度しか使えねぇよ!
 Sクラス以外に使える奴が居たら見てみてぇよ!」
チャラ男が言った。

ニカッとあたしは笑って

「見せてやろうか?
 第一段階なら見せてやるよ?」
あたしは少し真剣な顔をした。

「おいっ!
 お前本当にEクラスか?
 気を知っているのは珍しくないが第一段階と呼ぶのはCクラス以上の奴ぐらいだ・・・
 

 第一段階の別の名を知ってるか?」

あたしはコクッとうなずいて・・・

「知ってる・・・
 第一段階は気砲(キホウ)・・・それは、気を固めて打ち出すもの。
 第二段階、気仙術(キセンジュツ)
 気仙術は火、水、地、氷、風に気を変えて攻撃する。
だよね?」