「お前がガン見してたからだろーが」


あたしの頭のあたりで声が聞こえる

顔が見えなくて余計どきどき…する…



身体が熱くなるのがわかる


だって直にトシの肌とあたしの肌がくっついてるんだもん



恥ずかしいよ


「あんまこれくらいで感じんなよ まだ朝だろーが」

「そんなこと言うなら降りてよぉ」


トシから離れようとする

でも動くとトシを更に感じるから更に恥ずかしい(照)


「ちょっと… 仕事は…?」

逃げようとするあたしを逃がさない


「もうちょい このままでいさせてくれ」


あたしの首筋に顔をうずめて


甘えてる…?


だから抵抗できない