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「あれ…?
葵、休みー?」


葵と仲が良い友達に聞いた。


「…そうらしいね。
実は、さぁー…。」


そう言って、

昨日あった事を話してくれた。


「最低だよねっ!!」


友達が言う。


「うん。」


最低じゃ済まない。


「…トイレ行ってくる。」


俺はそう言って、教室を出た。


向かう先は…、


「おい。
こっち、こいよ?」


葵を傷つけたアイツの所。


「なに?
俺さー、昨日、あんたの幼なじみ?に酷い事されたんだよね。
殴っといてくんな…。」


――ドンっ…!


言う前に、そいつを殴った俺。


「俺の幼なじみ、傷つけたんなら
罪重いよっ?
責任、とれよなっ♪」


そう言って、ボコボコにした俺。


死なない程度に。