クリスマスが近づいてくる。

1人で過ごすなんて、やってらんない。

そんな時。


「付き合って下さい。」


嘘ー。


「私ですか。」


「うん。
別れたの知ったから…。
アイツなんかより、ずっと前から葵ちゃんの事が好きだった。」


そう言って、笑った男の子。

笑顔にキュンときた。

元カレへの未練を消したかった。

クリスマスを彼氏と過ごすのが夢だった。


「いいよ。」


もう、恋なんてしない。

そんな決意は、

モロくも2週間で崩れたのでした。