『何処行きたい?考えてきた?』 「ご馳走になるなら、ふぐ!」 『はぁ?ふぐ?まあ、良いけど…俺食ったことないよ!』 「私も…食べたことない」 結局、高いフグは却下され、彼が良く知るお店に行くことになった。 会話をすれば、いつもと同じ。 すぐに緊張も解れて、ジョークを交えながらいっぱい話をした。 着いたお店はとっても広く、一階と二階に分かれていた。 日曜日ということもあってか、かなり混んでいる。 私達は一階の席に通された。 案内されながらある物を発見し驚く。