結局は自分の頑張りが足りないんだ。 周りの人に対する配慮が足りないんだ。 自分のことしか見えていないからだ。 私は次第に無気力になっていった。 彼にも相談したけれど、彼自身が自分の会社のことで奮闘していたし、何度も話すことができなかった。 頼りたいのに頼れない。 まるで私達の関係のように隙間風がひんやりしてきた頃、中途半端な関係のまま、私と彼の距離は今以上に離れていく。