もしかしたら… 考えれば、考えるほど怖くて、 考えても、考えても答えは出ない。 頭に浮かんだ想像を掻き消しては、そればかりが心を不安にさせる。 翌日、一人では怖かったというのもあって幸恵に相談した。 『マジで?すぐ検査した方がいいよ!』 「…そ、そうだよね。一応、検査薬買ってきたんだ。一人じゃ怖くて…」 救いを求める私の顔は、きっと今にも泣き出しそうだったと思う。 『検査したら違ったってこともあるし!大丈夫だよ!』 だといいんだけど…