私の彼は王子で死神

王子の親指が頬を軽く撫でた後耳朶を弄ぶ。


『ああっ...。』


『男を知らない割に感じる身体だな? 』


王子は片手で自分のブラウスのボタンを器用に外すとうっとおしそうに前をはだけた。


(好きだけど...こんなのやだ。)


好きな人だから辛い。


振られるよりも。


無視されるよりも。


王子はあたしの事、好きでもないのに、キスしていて。