私の彼は王子で死神

『あのっ! 話の途中にすみませんっ。』


『なんだ? 舞。』


『あたしも一応当事者なんで、もっと分かりやすく話して頂くとありがたい...って言うか...。』


(王子が死神なのは分かったとして他の人達はどうなんだろう? ファミリアって何? 氷夜様って? )


頭の中がごちゃごちゃでパンクしそう。


『あ。じゃ僕が。』


夏月くんが元気良く手をあげ、王子が軽く頷いた。


『まず、もう気づいてると思うけど冬夜、春影、僕と居ないけど秋雲は死神です。今は凶悪な人間が多くからこれでも足りないくらいだよ。』


『はあ。』


『ファミリアは、そうだなぁ...会社みたいなものだよ。ファミリアに属さないと死神は鎌を持って魂を刈ることが出来ない。たまに死神にも危ない奴がいて見境なく鎌を振り回す時もあるから。』