僕の彼女は天使様

『私の事なら気にしないで? 』


出来るなら今すぐ血を貪り飲みたい。


(...でも。)


『駄目だっ! 』


俺は優希の身体を離して、思い切り地面に額を打ち付けた。


『うらぁ! 』


ゴンッ!!!!!


鈍い音と激しい痛み。


『痛ぇ...。』


『なっ...ルージュっ! 大丈夫? 』


『ああ...お陰で衝動は収まった。』


俺が笑うと。


『信じらんない。』


優希が呆れたように言って。


二人で腹を抱えて笑い合った。