僕の彼女は天使様

並んで空地のブロックの上に座った。


『あの。』


暫くの沈黙の後優希がぽつりぽつり話し出した。


『あたし...そんなに生意気そうに見えますか? 確かに髪と瞳は皆と違うけど、これはパパ譲りだし...染めたりカラコン入れたりするのは違うかな...って思ってて...すみません、初対面なのにこんな話。』


俺は地面に視線を落とした。


(しっかりしてんな...俺よりずっと。)


『生意気じゃない。親から受け継いだ身体を守ろうとするのはな...俺は反対に偉いと思う。』


『...そうかな。』


青く少し潤んだ瞳が俺をじっと見詰める。


その瞬間、心臓が跳ねた。