僕の彼女は天使様

明らかに周りの男女とは違う。


子供っぽさがない...って言うか、やたら色気がある。


格好は中学生の制服だし、化粧だってしてないのに。

『優希ちゃん? 俺ら助けてやってもいいけど? 』


俺と同じくらいの男がニヤニヤしながらその子の手首を掴んだ。


(やばいな。)


空地に向かって足を早める。


『触んないでよ! 』


『本当生意気だな。』


男はどうやら手首を強く締めたらしい。


女の子の顔が一瞬苦痛に歪んだがそれでも声は出さなかった。