亜美の顔が少しニヤけている。



「だって、なんか照れてるよ?それにさっきハニカんだ」



そ、そうなの!?



「なんか美優って鈍感っぽいよね。そこがまた可愛いんだから♪」



「…///」



カァーと少し顔が熱くなるのが分かった。



「じゃあ、あたし行くね?これから友達と約束あるんだ。また明日ねっ」



「う、うん…」



亜美はバックを持って、休憩室を出て行った。



私があの人のことが好き?



“美優、それもう好きなんじゃないの?”



さっきの亜美の言葉が頭の中に駆け巡る。






…好きになってもいいのかな。