「…領収書?」



それは家賃の領収書だった。



なんで…?払えとでも言うわけ!?



そんな…。



さらに私の重荷が増える。



どうしよ、寒気してきちゃった。風邪引いたかなぁ…。



両腕で自分の体を包んだ。



友達に泊めてっていうのはなんだかカッコ悪いし…。



「はぁーあ」



その言葉は白い気体と化した。



私は突然めまいに襲われた。



そして公園の中、一人ブランコの横に倒れた。