12月13日。
今日は早番。
本当は、行きたくなかった。
婦長に文句言われるのは、分かりきった事だから。
気が重いまま、仕事へ向かう。
制服に着替え、病棟に向かった。
「おはようございます」
と詰所に居た看護師に挨拶をする。
「おはよう」
「あの、婦長は?」
「あぁ、病室回ってると思うよ」
「すいません」
頭を下げ、病室を探し婦長を見付けた。
病室に入り、頭を下げる。
「おはようございます。仕事、休んですいませんでした」
「分かったから、仕事して!!」
「はい」
病室を出て、詰所に戻り、仕事を始める。
2時間もすると、日勤者も来て、仕事を始める。
少しすると婦長に呼ばれた。
「高橋さん、ちょっと休憩室に来て!」
「はい…」
休憩室に行くと、物凄い形相の婦長。
「迷惑を掛けてすいませんでした」
頭を下げた途端に、キツい言葉が発せられた。
「もう長く、小樽総合病院に入院してて、死ぬの分かってたんでしょう?なのに、こんな事されたら困る!!」
仮にも看護師をし、婦長と言う役職に就いている人間が言う言葉とは思えなかった―‐…。
今日は早番。
本当は、行きたくなかった。
婦長に文句言われるのは、分かりきった事だから。
気が重いまま、仕事へ向かう。
制服に着替え、病棟に向かった。
「おはようございます」
と詰所に居た看護師に挨拶をする。
「おはよう」
「あの、婦長は?」
「あぁ、病室回ってると思うよ」
「すいません」
頭を下げ、病室を探し婦長を見付けた。
病室に入り、頭を下げる。
「おはようございます。仕事、休んですいませんでした」
「分かったから、仕事して!!」
「はい」
病室を出て、詰所に戻り、仕事を始める。
2時間もすると、日勤者も来て、仕事を始める。
少しすると婦長に呼ばれた。
「高橋さん、ちょっと休憩室に来て!」
「はい…」
休憩室に行くと、物凄い形相の婦長。
「迷惑を掛けてすいませんでした」
頭を下げた途端に、キツい言葉が発せられた。
「もう長く、小樽総合病院に入院してて、死ぬの分かってたんでしょう?なのに、こんな事されたら困る!!」
仮にも看護師をし、婦長と言う役職に就いている人間が言う言葉とは思えなかった―‐…。