「―ッ…うぅっ」 赤坂、赤坂、赤坂…!!!! 俺たちが結ばれる運命なら、なんで別れたんだろう? なんで赤坂は、俺を忘れてしまったんだろう? 「…麻希はね、事故にあって…草太くんのことを忘れてしまったの」 「事故?」 「そう、でも運命の人は覚えてた。運命の人と約束したって、覚えてたの」 何も知らなかった…。 なのに俺は、1人だけ傷ついたと思って…。 「…っ絶対、見つけてやる…!!」 赤坂を殺した奴を。 「…っ絶対、…」