ニャン神「では頑張るんじゃぞ」


そう言うとニャン神は消えていった…


よし!


金色の猫じゃらしを求めて頑張るぞ!


うわ!


またニャン神が戻ってきた。


チビ太「なんでまた戻って来たんですか?」


ニャン神「…さっき生魚に変えたチビ太の御飯じゃが…あれ食べていい?ぐるぐる回っていたらお腹空いちゃってのぉ」


………


チビ太「良いですよ」


最初にコソ泥扱いしちゃったけど、この魚でチャラだな!


ニャン神「あっそう!すまないのぉ!チビ太は優しいから必ず達成出来るはずじゃ!検討を祈る!」


ニャン神は魚をモグモグしながら再度消えていった…


あっ!


もうちょいヒント貰えば良かった!


とりあえず穴に向かうにしてもパパとママが帰宅しないとなぁ!


数時間後…


パパとママが帰宅。


玄関が開いた瞬間に僕は脱出!!


窓外から室内を見ているとパパとママが僕を探している…


ママ「あれ〜チビ太がいないなぁ…」


パパ「二階にもいないよ」

ママ「わたしが最近怒ってばかりだから家出しちゃったのかしら」


パパ「お前に怒られたからって家出するチビ太じゃないよ」


ママが泣いている…


ママ「太郎が居なくなって凄く辛いのにチビ太にまで居なくなったら私は耐えられないわ」


パパ「大丈夫だ!必ずチビ太は帰ってくるよ!信じよう」


パパママ…


ごめんなさい…


僕は必ず金色の猫じゃらしを手に入れ帰ってきます。


そして願いを叶えて太郎君と一緒に帰ってきます。


それまでパパも辛いだろうけどママを支えて下さい。

行ってきます。


そして僕の旅は始まった…