俺はきっと… ありす先輩に声かけてほしいだけなのかもな 「ありすーかえっぞ!!」 玄関にいた人は皆あつきとありすを見ていた。 ありすとあつきを知らない人はきっといない。 「渡里くんかっこいいよね〜」 ありす先輩は近いようで遠く見えた。 「ありす先輩のいとこだからな」