「それで?それからは瀬名くんと全然話して無いわけ?」


今日の準備を終え、咲と行きつけのカフェに来た

瀬名くんが昔お隣に住んでた事も、初恋の人だということも話した



「うん…昔のこと思い出したら何かちょっと気まずくて。ドキドキするのも増える一方だし…」



あ。

余計な事言っちゃったかも…



「…ドキドキ?」


ほら、ね

咲の目の輝きが変わった

自分でこのドキドキが何なのか分からないから、まだ咲に言うつもりじゃなかったのにな…