「いった…!!も~何!?」 何かにぶつかってその場に転んでしまった 「ぶつかっておいて何じゃねーよ」 …はぁ? イラッとしながら見上げた先には、同じ高校の制服を着た男 「あ~…スイマセン。大丈夫ですか?」 「……」 あれ?無視ですか? 「あの~…?」 ちょっと目つきの悪いその男に少しビビりながら声をかける 「つーか、血ぃ出てるけど。腕。」 え。