「ちゃんと掴まっておかないと落ちるぞ。意外と鈍くせぇんだから」 そう言って、あたしの腕をもって自分のお腹に巻き付けた ーポスッー その拍子に瀬名くんの背中に顔がぶつかった 「あだっ!…~鼻打った…」 「ぷっ…じゃあ出発~」 鼻を撫でながら見上げると、瀬名くんの大きな背中 ードキンー 男の人の背中をこんなに近くで見たのは初めてだ おっきいんだな~… なんて。ぽーっと見てたらあっという間に自宅前 「着いたぞ」 「…あっ!はいっ!ども…」 わたわたと自転車から降りる