ハルは、あたしをジッと見たまま何も言わない あたしを止めてよ、ハル… 「…あたしの事、何とも思ってないのにっ…キスしたり抱き締めたり…っ…そーゆー事しないでっ…!」 「みゅう…!」 ハルがあたしの腕を掴んで、何か言い掛けたけれど その手を振り払って走った どれぐらい走ったかな… 公園を見つけてその中で足を止めた 「…っ…」 涙が全然止まらない あ…ハルの上着借りたままだった ハル、寒いだろうな… 何やってんだろ‥ あたし、何て事言っちゃったんだろう… 汚い、嫉妬心 ほんと…バカだ…