「奈々~?いつまで寝てるの!早く起きなさい!!」 ――ドンドンッ お母さんは私の部屋のドアを叩いて私を起こそうとしている。 煩っ!! 「起きてるよ!!!!」 強く怒鳴り、クローゼットの中に入っている動きやすいスェットに着替える。 今日はクリスマス...かぁ。 私は欠伸をしながら階段をリズムよく下りて行った。