「はよー」

朝練を終えて一汗かいた大樹たちが入ってきた。


今の「はよー」わクラスの皆にした挨拶。


少しずつ大樹がせきに近づいてくる。


どーしよう…


何も挨拶しないなんて無愛想だよね!?



「お…おはよ。」


うつむきながら精一杯しぼりだした声。



あたしにしてわ頑張った!
だけど…

「おう。」の一言。


なんだか素っ気ないなぁ―。


まぁ、付き合うってこんなものなのかな?