「おはよ」 『…はよ』 いつもの見慣れた光景 私はいつものように無造作に出ている遊馬の手を握った グイッ 「!?」 突然、遊馬が私の手を引っ張り自分のポケットに入れた 『寒いでしょ…?』 嬉しくてたまらなかった それから学校まで ずっと手はポケットの中で握られたままだった