そしてみみえ先生は、カーテンで見えないところへ行ってしまった。 俺はみみえ先生の姿が完全に視界から消えたことを確認し、再び保健室のベッドにもふっと倒れこんだ。 それにしても、なんであんなにラムは怒ってたんだ? ふと、そんな考えが頭をよぎった。 それにラブラブ作戦? 何をしようとしてたんだ? 俺はわからない。 ラムの考えていることがまったくわからない。 俺は考えるのをやめ、まくらに顔をうずめた。 「ほぉら、ゆいちゃん、気が付いたわよ」 みみえ先生の声が聞こえた。