落ち着いた私は、ウィルと一緒に学校に向かった

不登校になってあまり学校に行かなくなった私は、久しぶりの登校だった

見慣れた道を歩いていると、誰かに背中を叩かれた

ビクッとして振り向くと、那奈が笑っていた

「おはよう那奈」

私は、多分ぎこちない笑みだっただろう

「白雪さんおはよう…」

「椿にウィル君おはよう♪久しぶりだね」

那奈は、私に久しぶりに会ったせいか、すごく嬉しそうだった

「那奈、久しぶり。終業式だけでも出ようかなって」

「そか。最近、不登校になっちゃったからね」

私は那奈とウィルと三人で会話をしながら、学校に向かった